さり気ない毎日が幸せ
Every day is Happy !
毎日は元気な日
on 1月 17th, 2014

近所に癌を抱えているおじさんが住んでいます。長年の闘病生活で、おじさんは痩せこけて、痩せこけて、顔色も血が通ってないような病的の白さで、目が目ぶちに凹んでいて、見ているだけで、胸が痛むようが感覚を覚えます。

癌の治療で、おじさんは普通の人間に想像できないほどの苦痛を味わっているそうで、しかし、家族のために一生懸命に耐えています。

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家の近くでお散歩に行くと、いつもおじさんとおじさんの奥さん、息子さんがわんちゃんを連れてるのを見かけます。2、3歩を歩いて、休んで、また2,3歩を歩いて、休んでの繰り返しです。家族みなは、おじさんのテンポに合わせています。わんちゃんでさえ、2,3歩歩いて、顔を上げておじさんの様子を伺いながら、歩いて、止まって、歩いて、止まって、丸でおじさんの体調を配慮しているように見えます。

自分や自分の家族はそういう状態になったらと想像しただけで、悲しくなるのに、おじさんやおじさんの家族はどんな思い出毎日を過ごしているでしょう。

おじさんの様子から見ると、治る可能性は極めて少ないと思います。どんどん弱っていて、辛うじて現在の状況を維持しているそうです。

愛する人と一緒にどうやって毎日襲い掛かってくる「死」と向き合って生きていくんでしょう。その辛さは想像すらできないです。しかし、愛する人と一緒にいるからこそ、死の恐怖との戦いが恐れないでしょう。

毎回、おじさんに会えば、わたしはいつも元気な声で挨拶をします。おじさんへのエールがその元気の声で届けて欲しい思いがあります。それを受け取ったように、おじさんもいつも大きな笑顔で「今日も元気いっぱいね!」と言ってくれます。そのとき、わたしはいつも暖かい気持になります。

「はい、今日も元気いっぱいです!」